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フォード GPA
フォード・GPAとは、フォードによって開発された、アメリカ合衆国の水陸両用車である。 DUKWと並び、アメリカ軍の水陸両用車を代表する存在で、「海のジープ」を意味する“SEEP”(Seagoing jEEP)、もしくは「Ike's invension Taxi(アイゼンハワーの大陸反攻用タクシー)」という愛称でも呼ばれた〔この「''Ike's invension Taxi''」なる愛称は、よく車体の側面に落書きされている写真が存在している〕。 == 概要 == 1940年、アメリカ軍の要請で開発された4輪駆動小型偵察車は、ウィリス・オーバーランドの「ウィリスMB」とフォード・モーターの「フォードGP」が採用され、これらは「JEEP」の愛称で呼ばれる小型軍用車両として自動車の歴史に残る名作となった。 アメリカ軍はこの成功を基に、小型の4輪水陸両用車両の開発を計画し、フォードとマーモンハリントンに設計を要請した。マーモンハリントンの設計案、QM-4は一体型の舟形車体を持つ「車輪付きボート」と呼べるもので〔車体部分の設計はニューヨークの船舶設計会社、スパークマン・ステフェンス(''Sparkman・Stephens'' )が共同で行っている〕、一方フォードの設計案はフォードGPのフレームに舟形車体を載せた単純な水陸両用車であり、両社の設計案はどちらも優れたものであったが、双方ともに重量面で軍の要求をオーバーしており、軍はマーモンハリントン案をベースとして、改めてフォード案との共同で両者の設計案を統合した車両を開発することを要請した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フォード GPA」の詳細全文を読む
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